イメージイラスト : 新海誠監督贈呈

このサイトでは、CGアニメコンテストの 歴代の 入選作品を 紹介しています。

「CGアニメコンテスト」は、自主制作のCGアニメ作品を対象とした、国内で最も伝統のある コンテストです。
まだ CGアニメを作る環境もほとんど無かった 黎明期の1988年に、CGアニメの振興団体であるDoGAが、“CGアニメの発展には、発表の場が不可欠だ”と考えて、本コンテストを 創設しました。

CGアニメの可能性を広げるために、あえてジャンルは限定せず、エンターテイメント性の高い作品を中心に、純粋アートや異色作まで、あらゆるジャンルの作品を 幅広く受け付けてきました。

その結果、国内外で活躍する トップクリエイタを多数輩出しております。特に近年、話題になった劇場アニメ、TVアニメの監督の多くが 本コンテストの出身者となっています。

本サイトで、往年の入選作をご覧になって、自主製作CGアニメが どのように発達してきたのか、ご覧になるのもよいでしょう。
また、最近の入選作をご覧になって、近い将来国内外で活躍する トップクリエイタを見つけ、その制作活動を応援して頂ければ幸いです。

CGAAN( CG Animation Author Network)は、CGアニメコンテストの 入選者の交流団体です。

アニメクリエイタは、共通の問題、悩み、トラブルを抱えることが多く、特にフリーランスの場合、在宅で孤立する 傾向があります。そんなときに 気楽に相談できる仲間が 必要で す。

また、若い新人クリエイタに与えられるチャンスは 多くありません。そこで、最先端の現 場で活躍している方々と 新人が交流できる場は、チャンスの獲得、優秀な人材の確保など、双方にとって有益です。

このような観点から、CGAANでは、日頃からオンラインでやり取りする他、毎年全国の入選者が集まる 宿泊形の交流会“ CG合宿”等を 開催しています。

DoGAは、1985年に設立された CGアニメの振興団体です。

まだ PCも普及していない時代に、“ PCを応用することで、個人でも映像を制作し、発信 することができるのではないか。それはきっと 新しい映像文化となるだろう” と考えた 大阪 大学と京都大学のコンピュータクラブの 有志によって、設立されました。

その後、日本初となる PC上で動作する3DCGアニメ制作システムを開発し、コピーフリ ーで頒布しました。また、CGアニメの制作方法などを、当時盛んだったパソコン専門誌( ASCII、Oh!X等)で、発信していきました。

これらの活動に対して、全国から寄付が寄せられ、これを資本金として、1993年に株式 会社ドーガが設立されました。現在も、株式会社として システム開発等の業務を行いつつ、DoGAとして 非営利のCGアニメ振興活動を 行っています。