小虚庵

山本 浩司

01:20
第12回 入選

これは、激動の時代を生きた二人の荒くれ者の最後の伝説である…
時は天正十三年、戦国の世。とある農村を訪れた二人の武士が、鞘当てを発端として喧嘩を始める。もはや抜き差しならぬ状態。
都落ちの浪人、竹千代(耳が長い方)。
越後界隈を荒らす野武士、小肋(黒い方)。
決闘のゆくえは…
年齢や言葉の壁を越えてお楽しみください。