Homeostasis

小坂 剛

01:08
第12回 入選

前半の立体的に見える部分は、ちょうど等高線ごとに分解して複数のレイヤーに分けています。そして、それぞれの移動や拡大の速度に差をつけて、遠近感を出しました。
後半部分は、画像を消しゴムツールで少しずつ削除していくという作業をひたすら続け、逐一保存していった画像を逆に並べただけです。点字や手話の手などの出現も、本来のカタチから指先ツールで少しずつぼかしていったものを、やはり逆に並べました。このように、手間はかかっていますが、複雑なことは何一つしていません。(でも正直言いますと、ほんとは3Dで何かしたかったんです。)
今回のムービーは、呆れるほど無計画に作ってしまいました。これからは、ちゃんとコンテを描くとか、画面の比率をちゃんと4:3にするとか、課題はいろいろあります。