ピアノ・ソナタ

小島 禎樹

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第7回 入選

最初にこれからCGAを始めようと思っている方に、あるいは一度始めて挫折した方に、一番重要なアドバイスを。最初から複雑なものを作ろうとすると、たいてい挫折します。まずは単純で短いものから作り、とにかく動かしてみることです。自分で作ったものが動く、この感動を一度味わえば、あなたはもうC G Aから離れられなくなるでしよう。参考まで、私が始めて作ったCGAは、ただENDLESSという文字が、くるくる回るだけでした。
・Macのビデオ録画環境を解説します。VideoVisionStudioは、このポード自体30fpsの能力があるのですが、普通のHDではデータ読み込みスピ一ドが追いつききません(ディスクアレイは高すぎる)。そこで、今までは640x480ドト、1600万色で15fpsで再生していました。今回は320x240ドットにして30fpsで再生しました。こうすることで、1.アニメーションがとても滑らかになった 2、レンダリング速度が上がった(コマ数は2倍だが、ドット数は1/4) 3. QuickTimeMoⅵeの編集がとても楽になった(フルスクリーンの編集には無理があった)というメリットがありました。
・VideoVisionStudioは高価ですが、今ではAVシリーズ十DAVスロット対応のリアルタイム再生可能なビデオカードで代用できます。そのかわり色数が3万色になりますが、値段は1 / 7です。
・最近Macも安くなっていますし、上記のようにリアルタイム再生も難しくなくなってきました。特にPowerMacの能力は素嘖らしく、今回はほとんどレイトレ(ピアノのボデイや鍵盤は全部反射物)にもかかわらず、短時間で作成することができました。みなさんもせひMacでCGAを作成してみてください。